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リレーss置き場

共同ssをかくブログです。

Aqoursのローカル路線バス乗り継ぎの旅 AZALEA編 Part4

(すみません、また更新に時間がかかってしまいました…以後はないようにせねば…)

PM6:17 島田駅 

果南「はぁ…やっとついたね」

ダイヤ「流石に疲れましたわ、一日中バスに乗っては歩くの繰り返しですものね」

花丸「もうくたくたずらぁ~…」

果南「それで、これからはどうするの?いつものように東海道線に沿って進む?」

ダイヤ「それがいけないんだと思いますわ!なので少し離れてみましょう」

花丸「でも…離れるとしたらどこに行くずら~」

果南「さっき見てきたけど、東海道線沿いだと金谷行き、それ以外だと海のほうに出るけど東のほうに行っちゃうんじゃないかな?」

ダイヤ「だったら金谷に出るのがいいですわね」

花丸「あの…この静岡空港って何ズラ?」

果南「ああー空港かぁ~確かにこれは使えるかもしれないね」

ダイヤ「空港?どういうことですの?」

果南「だってさ、空港って遠くから静岡に来る人の玄関口じゃん?だからほかの地域に行くバスも充実してるんじゃないかなぁ~って」

花丸「マルもそう思うズラ!空の玄関なら何かいいものがあるズラ~」

ダイヤ「確かにそれも一理ありますわ。それで、空港に行くバスは何時ですの?」

果南「あーでも終わっちゃってるみたいだね…」

花丸「ざ…残念ズラ」

ダイヤ「じゃあ金谷でいいんじゃないでしょうか?」

果南「そうだねーあんまり深く考えても仕方ないし、今のままいこう!」

花丸「それはやめておいたほうがいいと思うズラ」

果南「え?なんで?」

花丸「東海道線をずっと進んでいったらバスがなくなってたズラ、それはその間を移動する人はみんな電車を使ってるということズラ、つまり、いったん鉄道から離れたほうがいいと思うズラ」

ダイヤ「確かにそうですわね…今からだと山に行くほうと海に行くほう両方つかえそうですわ。」

果南「そう考えると山よりは海のほうがいいかなぁ…海のほうに行くのだと島田静波線というのがあるね」

ダイヤ「次は19:00…まだ少しありますわ」

花丸「でも…泊るところはあるズラ?」

果南「うーん、海岸だしなにかはあるんじゃない?」

ダイヤ「それは適当すぎませんこと?」

果南「内浦だってたくさん泊るところはあるんだし、同じ静岡の海岸なんだから大丈夫だって」

花丸「マルもそう思うズラ!きっと鞠莉さんのホテルみたいな立派なところがあるに決まってるズラ~」

ダイヤ「どうも腑に落ちませんわ…」

PM19:00 島田駅→PM19:50 静波海岸入口 しずてつジャストライン 島田静波線

果南「ついたけど…海岸はもっと先なのかな?」

ダイヤ「それにもう真っ暗ですわよ。」

花丸「うーん、泊るところなんかなさそうズラ…」

果南「ここにいても始まらないから、とりあえず泊るところないか探してみようよ。」

ダイヤ「そうですわね…でも、ここからはどうするか決めてないのですか?」

果南「あ、忘れてた!ここからだと…相良営業所行きっていうのが先まで行きそうだね」

花丸「それだとまだバスあるズラ~、20:03ズラ」

ダイヤ「それまで待ってみるのもいいですわね。」

果南「でもこれ特急って書いてあるよ?大丈夫なの?」

ダイヤ「確か乗るところと降りる所の間で高速道路を通らなければ乗れるはずですわ。」

果南「まぁこの辺だと高速道路もなさそうだしねぇ~、特急じゃないやつでも20:21にあるみたいだし。」

ダイヤ「なんにせよ先に進めるということですわね」

果南「でも、相良営業所までのバス…藤枝駅から出てたんじゃん!」

ダイヤ「と、いうことは島田に行ったのは無駄足だったということですの?」

花丸「そ…そんなぁ~…。」

果南「ああ…なんというしくじり…でも、今更後悔しても仕方ないよ。だから、前に進まないと」

ダイヤ「そうですわね…それで、どうします?待ちますの?」

果南「まぁせっかくバスあるんだし、待ってみようか?」

花丸「そうするズラ、それにしてもルビィちゃんは元気ズラ…?」

ダイヤ「今頃もしかして…」

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ルビィ「うわーん、ここはどこなのぉ~」

曜「ち…ちょっと待って、今探してるから…にしても東京にもこんなところがあったなんて…」

千歌「もおーっ、なんでこんな山の中にいるの~」

曜「千歌ちゃんがバス間違えたからじゃん!」

千歌「なっ、なにさぁ~曜ちゃんがちゃんと言わないからこうなったんだよ!」

曜「わ…私のせいだっていうの!八王子にいるときにこれだよーとか言って連れ込んだくせに!」

千歌「だってこれがよさそうだったもん!、曜ちゃんのバーカ!」ウリウリ

曜「なーにさ、千歌ちゃんのおたんこなす!」ウリウリ

ルビィ「け…ケンカになっちゃった…タスケテー」

(裏話。一応当初は八王子から入間のほうをを通るルートを想定していた、どこにいることを想定しているかはお察しください)

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ダイヤ「なんてことになってないといいですけど…」

果南「あの二人ならケンカしてもすぐ仲直りしちゃうって…まぁそんなのしょっちゅうだったけど…」

花丸「ケンカするほど仲がいいっていうズラ!」

ダイヤ「でもルビィには私がいないと…、本当に鞠莉は考えてないですわね」

果南「あーあ、まったく過保護なんだから…」

花丸「私にとっても大切な友達ズラ…心配ズラ…」

ダイヤ「もおーっ、こうしちゃいられませんわ、連絡を…」

果南「まったく…、ほら、きたよ。乗っちゃうよ」

PM20:03 静波海岸入口 → PM20:17 相良営業所 しずてつジャストライン 特急静岡相良線

ダイヤ「普通に乗れて助かりましたわ。座席もゆったりしていますし」

花丸「遠足みたいでわくわくするズラ~」

果南「まぁ、すぐ降りちゃうんだけどね…」

ダイヤ「あ、ルビィから連絡が来ましたわ…」

花丸「な…なんといってるズラ?」

ダイヤ「今、伊勢原というところですって…」

果南「伊勢原って…小田急線で半分もいってないじゃん」

花丸「伊勢原…どこズラ?」

ダイヤ「神奈川県の西のほうですわね…埼玉の北がゴールですのに…何やったんですかあの人たち…」

果南「そうなるとなかなかまずそうだね…私たちもまだ油断しちゃいけないよ」

花丸「まだ何か罠があるかもしれないズラ」

ダイヤ「それはわかってますわ。それにしても本当に疲れましたわね…」

PM20:20 相良営業所

果南「もう今日ここから出るバスは特急の静岡行きだけみたいだね…」

ダイヤ「それだと戻ってしまいますしね…どうしましょうか?」

花丸「とりあえず宿を探すズラ」

果南「そうだね、それと営業所にいるんだし明日どうするかもここで決めよう。」

ダイヤ「任せますわ。」

果南「じゃあ聞いてくるよ。すみませ~ん。」

係員「はい?」

果南「明日なんですが、ここから西…つまり浜松のほうに行きたいんですが、どのバスがいいですか?」

係員「それだと浜岡営業所行きですね、終点で掛川行きに乗り換えです。」

果南「わかりました。明日の始発は何時ですか?」

係員「明日だと…09:10ですね。」

果南「了解です。それで、掛川から浜松方面にバスはあるのですか?」

係員「浜松ですと、掛川行きで大東支所で降りていただいて、袋井行きに乗り換えてください、それで横須賀支所で降りていただくと遠州鉄道のバスが浜松まであります。」

果南「詳しくありがとうございます!」

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果南「というわけで浜松までのルートがわかりました!」

ダイヤ「流石ですわね、順調にいけばいいのですが…」

花丸「浜松…浜名湖のウナギが食べられるズラ!」

ダイヤ「花丸さん、そういう旅ではありません」

果南「うーん、でもこんなに頑張ったんだし食べたいよねー」

ダイヤ「それもそうですわねぇ…時間によっては考えてもよいでしょう」

花丸「やった~」

ダイヤ「それで、宿はどうするんですの?」

果南「ああ、どうなんだろうそれは…ちょっと聞いてみるね。」

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果南「またまたすみません、この辺に宿ってありますか?」

係員「宿を探してるんですか?すぐ近くにペンションがありますよ。もしよければここで空きも確認もできますが…?」

果南「ありがとうございます!」

係員「少々お待ちくださいね…」

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係員「空きを確認できました、さらにここまで迎えに来てくれるそうですよ」

ダイヤ「なんてありがたい…」

花丸「よかったずらぁ~」

果南「一安心だね、それにしてもお腹減ったなぁ~」

花丸「マルもお腹減ったズラ~」

ダイヤ「迎えが来るまでどっかご飯に行きますか」

2人「さんせーい!」

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花丸「ふぁあ~お腹いっぱいズラ~」

果南「本当によく食べるよねーマルは」

ダイヤ「そういう果南さんも大盛りを平らげてたじゃありませんか、私からすればあなたたちの食欲はとてつもないですわ…」

花丸「食べることはエネルギーになるズラ♪」

果南「まぁ疲れたし多少はね?」

ダイヤ「本業に影響を及ぼすことだけは避けてください…」

果南「だいじょーぶ、そんなの練習してれば心配ないって」

花丸「そんなことより、ほら、お迎え来てるズラ」

宿の人「あなたたちですね?今日予約の3人とは?」

ダイヤ「はい、そうですわ」

宿の人「お待ちしておりました、ではさっそく」

3人「はーい」

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牧之原市 とある宿

果南「はあーっ、やっと寝られるねー」

ダイヤ「もうそろそろ22:00ですが…ルビィは無事に過ごしてるのでしょうか…?」

果南「もう…過保護なんだから…」

花丸「きっと大丈夫ズラ、何となくそんな予感がするズラ」

ダイヤ「そうですかねぇ…」

果南「んー…とにかく、明日もあるからね、寝るよ。」

2人「おやすみなさーい…」

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AM 6:00 牧之原市の宿

♪ピピピピ ピピピピ ピピピピ

ダイヤ「うにぁあ……なんですのこの騒がしい音は……」

果南「目覚ましに決まってるじゃん!」

ダイヤ「って果南さん!?……バスが出るのは9:10ですわよ?早すぎませんか?」

果南「いや、せっかくだから今日も朝練しようかなって」

花丸「?……ずらぁ……?」

果南「マルちゃん、起きちゃったんだ」

ダイヤ「……相変わらずお元気ですわね……」

果南「そりゃあ日課ですから!」

花丸「果南さん…マルもやるズラ!」

ダイヤ「は…花丸さんまで…」

果南「おっ、マルやる気だなぁ~」

ダイヤ「…私も付き合いますわ、せっかくここまで来たのですから、aqoursの活動のためにも」

果南「よーし、みんなでそこの海岸を走ろう!」

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AM6:20 とある海岸

ダイヤ「はぁ…果南さんもうあんな遠くですわ…」ハァハァ

果南「ほら、全然追いついてないよ~」

花丸「果南さん…限界ズラ…」ハァハァ

ダイヤ「朝っぱらからこれは…つらいですわ…」ハァハァ

果南「もおーっ、後5kmは走るよ」タッタッタッ

ダイヤ「うう…先が思いやられますわ…」ハァハァ

花丸「マル…どうなるズラ…」ハァハァ


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AM9:10 相良営業所 → AM9:37 浜岡営業所 しずてつジャストライン(自主運行)

ダイヤ「なんか…今日の体力をもう使い果たした気分ですわ…」

花丸「足が痛いズラぁ…」

果南「二人とも…無茶しすぎなんだから…」

ダイヤ「この後はどういう予定になってますの?」

果南「ええと…確かここにメモしていたものが…あれ?」

花丸「ズラ?」

ダイヤ「まっ…まさか…」

果南「…忘れてきた…」

続く
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