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リレーss置き場

共同ssをかくブログです。

Aqoursのローカル路線バス乗り継ぎの旅 AZALEA編 Part6(最終)

PM 2:00 浜松バスターミナル

果南「浜松に着いたけど、なんかすごい大きなバス乗り場だね」

ダイヤ「正直これだけあると迷ってしまいますわ…」

花丸「すごいずら!未来ずらぁ~!」

果南「相変わらずだね二人とも…。とりあえず先のことが全然わからないから聞かないと…」

ダイヤ「そうですわねぇ、まずは浜名湖のほうに行くのを調べないとですわ」

花丸「おお、浜名湖というばうなぎずら~」

ダイヤ「全くお気楽ですわねぇ。今はゴールに着くのが最優先ですわ」

果南「でも私たちまだお昼食べてないよ。この辺で食べてもいいんじゃないかなぁ」

ダイヤ「まぁそれもそうですわね。せっかくですし何か食べますか」

果南「でも先に聞いておこうよ、この先どうなるかわかんないんだし」

ダイヤ「あそこに案内所がありますわ。そこなら確実ですわね」

PM2:05 遠鉄バス案内所

果南「すみませーん。豊橋のほうにバスで行くにはどうしたらいいですか?」

係員「豊橋ですか?豊橋には直接つながってないので電車しか…」

果南「いや…ちょっとそういうわけにもいかなくて…。じゃあ一番西でどこまで行きますか?」

係員「一番西だと湖西市役所ですかね。次だと2:22がございます」

ダイヤ「そこから先はわからないのですか?」

係員「うーん…ここから先の路線バスはないですね…、二川まで行けばあるんですが…」

果南「ええと…さっき言っていた湖西市役所はここで…二川まで…大体6-7kmはあるね」

ダイヤ「だいぶありますわね…」

花丸「もう歩くのは勘弁ずらぁ~」

果南「そう?私曜の家からうちまで歩いたことあるけど」

ダイヤ「流石ですわね…さすがに遠すぎますわ」

花丸「バスで600円近くもかかるところずら…無理ずらぁ…」

果南「うーん…じゃあこっちの三ケ日とかどうかな?浜名湖の北側を通っていくんだけど」

ダイヤ「それいいですわね。鉄道から離れますし期待できるかもしれませんわ」

花丸「でも…こっちは峠があるずら」

果南「あっ、ほんとだ…もしバスなかったら命とりだね」

ダイヤ「まずはききますか。すみません」

係員「はい?」

ダイヤ「浜名湖の北側から愛知県にはバスで入れないんですの?」

係員「それもないですね…」

ダイヤ「そうですのね、ではもっと北上すればありませんこと?」

係員「それも厳しいと思いますよ」

果南「まぁつまり、湖西市役所までいって歩くしかないんじゃないかなぁ…」

花丸「か、勘弁ずら…」

ダイヤ「本当にそれか最適解なんですか?」

係員「路線バスでということでしたらそうですかね…」

ダイヤ「仕方ありませんわね。ならそうしましょう」

果南「お昼食べる時間は微妙だね…ちょっとコンビニで軽く買ってくるしかないかなぁ」

花丸「もうお腹ペコペコずら…なんでもいいから食べたいずら…」

果南「じゃあさっと行こう!」

PM2:19 浜松駅周辺のコンビニ

果南「とりあえずパンとおにぎりは確保…あんまり時間ないし急ぐよ」

ダイヤ「後3分しかありませんわ…」

花丸「というか、乗るバスはどれずら?」

果南「あ…しまった、どこから発車するか聞いてなかった…」

ダイヤ「なにをやってるんですか!メモの件といいあなたって人は…」

花丸「怒ってる場合じゃないずら!これを見るずら!」←案内板

果南「そうだ…ええと湖西湖西…」

ダイヤ「全然わかりませんわ…」

花丸「こんな未来のバス乗り場じゃわかんないずら…」

果南「あった!4番だよ」

ダイヤ「それで…今どの辺ですの?」

果南「ええと一番乗り場のあたりだね、あと一分もないや!走るよ!」

花丸「ええっ!」

ダイヤ「こうしちゃおれませんわ…走りますわよ」

アナウンス「はい湖西市役所行き間もなく発車です」

果南「あっ、まずい!早く!」タッタッタッ

ダイヤ「待ってくださいいいいいいい!」タッタッタッ

発車寸前!何とか乗車

浜松駅(PM2:22) → 湖西市役所(PM3:26):遠鉄バス

果南「何とか乗れたね…」

ダイヤ「しかし…本当に大丈夫ですの?」

果南「何が?」

ダイヤ「湖西市役所に到着するのはだいたい3:30くらいのようですわ。そこから7km歩くということは約2時間はかかるはずですわ」

花丸「ということは大体5:30くらいってことずら?」

ダイヤ「そういうことになりますわね。しかもその先の乗り継ぎもうまくいくとは限りません。早く見積もっても豊橋に着くのは6;00くらいですわ」

果南「そういうことか…内浦から沼津までの最終バスの時間も土日だとそれくらいだしね…」

ダイヤ「ちょっと怖いですわね…」

果南「まぁでも、6:00くらいにはいけそうなら、可能性は十分あるんじゃないかなぁ…」

ダイヤ「それに祈るしかないですわね…」

PM3:30 湖西市役所から二川まで徒歩移動開始 約7km

果南「さーて、歩くぞ~」

ダイヤ「しかし暑いですわね…」

花丸「倒れるずら~」

果南「そんなこと言ってたって始まらないよ。ほら歩く!」

平坦な道なのであまり苦はならないと思われるが…

ダイヤ「しかし昨日からずーっと歩いてますからね…こんなに歩いたのは初めてですわ」

花丸「そうずら?マルは何してたのかすらよくわからないずら?でも疲れてるずら…」

果南「まぁあんなことがあったくらいだし、マルも相当疲れてるんだろうね」

花丸「あんなことって何ずら?」

ダイヤ「ふふっ、それはなんでしょうね?」

花丸「ずらぁ…」

果南「しかし他のみんなはどうなってるんだろうね」

ダイヤ「そうですわね、意外とみんな順調なのかもしれませんわ」

花丸「そうだといいずらね」

果南「でも…そう考えると私たち外れひかされちゃった感あるよね。あっちは東京のほうだし」

ダイヤ「私たちみたいにこんなに歩くことはなさそうですわね」

花丸「ルビィちゃんたちはそんな未来の場所に向かってるずら?」

果南「最終的には埼玉の北のほうだけどね~でも東京は確実に通ってるだろうし」

花丸「それでもあんな未来のところに行ってるずら~うらやましいズラ~」

ダイヤ「あれ、では鞠莉達はどうなっているんですか?」

果南「知ってるけど、ちょっとしたお約束で今は…ね?」

ダイヤ「ううっ…そうですわね」

花丸「はぁ…しかしお腹すいたずら…」

果南「ちょっとしか食べられなかったもんね…」

ダイヤ「でも…そんなこと言ってる場合じゃないんじゃないですの?」

花丸「でも…腹が減っては戦はできないずら」

果南「そうだねぇ…でもあんまり店もないよね…」

ダイヤ「まぁ、コンビニはあるようですわ。そこでまで頑張りましょう」

PM4:10 あるコンビニをでる

花丸「ふぅ~生き返るずら~」ムシャムシャ

ダイヤ「全く…世話かけさせるんですから」

果南「とにかく元気になってよかったじゃん。気を取り直していくよ」

花丸「あっ…あれはもしかして…バス停?」

果南「おっ、ナイス!来るなら乗ろうよ」

PM4:15 笠子北バス停

果南「全然ダメ…土日運休って書いてある」

ダイヤ「全く…とんだぬか喜びですこと」

花丸「まだ歩くズラ…」

果南「まだ半分くらいあるもんね…」

ダイヤ「とにかく、このバス停をたどっていけば新所原の駅には行けますわ。そこから線路沿いに歩けばいいですわ」

花丸「が…がんばろう」

そしてバス停をたどり、歩くことさらに1時間が過ぎた…

PM5:10 大脇バス停

果南「バス停あったよ!これで豊橋まで行ける!」

ダイヤ「それで…次は何時ですの?」

果南「5:13…後3分だよ!」

花丸「よかったぁ~」

ダイヤ「それならもう文句なしですわ。これはゴールが見えてきましたわよ」

大脇(PM5:13) → 豊橋駅(PM5:49):豊鉄バス

3人「…zzz」

3人ともすっかり寝てしまったようだ…。

バスはそのまま走り続け、約30分で豊橋駅へ

果南「…ん?」

~まもなく、豊橋駅前です

果南「いけない…すっかり寝てたね。おーい!二人とも―」

ダイヤ「…はい?」

花丸「ずら?」

果南「豊橋に着いたよ」

ダイヤ「遂に来ましたわね…」

花丸「…まだ油断しちゃダメずら、ゴールにはまだついてないずら」

果南「そうだね。とにかく降りたら次を探さないと」

PM5:50 豊橋駅

果南「あっ、あった!伊良湖岬いき!」

ダイヤ「それで…次はいつですの?」

果南「ええと…、え…終わってる…4:55で?」

花丸「そ…そんなぁ~」

ダイヤ「こ…ここからはもう終わりということで、ほかのところまで行けばあるのでは…?」

果南「案内所あるからきいてみようか?」

PM5:53 豊橋駅バスセンター

果南「すみませーん。伊良湖岬に行くバスってもう終わってます?」

係員「そうですね…これからの時間ですと…」

ダイヤ「他のところに行ってもないのですか?」

係員「伊良湖岬となるともうそのバスが最終なので…三河田原駅より保美まで行くバスならまだ間に合いますが…」

果南「地図で言うとどの辺ですか?」

係員「この辺りになります」

果南「8kmくらいはあるね…」

ダイヤ「と…とても行ける距離では…」

花丸「もう…歩くのは…」

果南「その三河田原駅にバスで行くにはどうしたらいいですか?」

係員「バスではいけませんね…三河田原駅へは渥美線という電車になります」

果南「…そうですか。わかりました」

ダイヤ「ということは…もうだめですの?」

花丸「ずら…」

果南「まぁそういうことだよね。ここでギブアップとしようか」

花丸「悔しいずら…」

ダイヤ「仕方ありませんわね。藤枝駅での選択が悪かったのでしょうか?」

果南「恐らくね…。まぁこういう結果になっちゃったけど、私は楽しかったよ。3人でこうして旅することができて」

花丸「マルも楽しかったずら~」

ダイヤ「なんか腑に落ちませんが。それもそうですわね。でも、ラブライブのほうは成功させますわよ!」

果南「うん!」

花丸「9人でがんばるずら~」

果南「さて、鞠莉から新幹線の切符もらってるから、これで戻ろう?」

ダイヤ「連絡のほうは私が小原家にしときますわ」

花丸「でも…どんなところなんだろうなぁ、伊良湖岬って」

果南「失敗した場合はその場所で連絡して帰ってくるようにっていってたし、今度のお楽しみだね」

花丸「わかったずら」

ダイヤ「今連絡しました。気をつけて帰るようにとのことです、伊豆長岡駅からは迎えがあるようですわ」

果南「了解!じゃあみんなで帰ろう」

花丸「ずら!」

fin

Special Thanks

松浦果南
黒澤ダイヤ
国木田花丸
富士急静岡バス
しずてつジャストライン
秋葉バスサービス
遠州鉄道
豊橋鉄道
この作品を読んでくれてる皆さま

以上

あとがき

 というわけで、結局失敗に終わってしまいました…。田原まで行ければ後6kmくらい歩かせれば何とかなるかもと思い必死に探しましたが、田原までのバスルートが見つからず、さらに言うと伊良湖岬周辺に筆者まりんはいったことがあるんですが、あの周辺の道路。夜は本当に真っ暗という具合なので、歩かせるのはとても危険であるということで、残念ながらこういう結果になったという具合です。

 それ以上に我々がこれを完結させるのに実に10ヶ月くらいかけてしまっているというのがまず()といった具合ですね…()

 今後はこういうことがないようにしていかないと…

 次回はギルキスということで、行き先としては千葉か茨城あたりを検討してますが…その前になぞいろとかもやりたいなと考えておりまして…

 次の行き先は私が決めるということですが、最初どちらが書くかはtaman氏とも協議をしていこうかなと思います。では最後までありがとうございました。
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