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リレーss置き場

共同ssをかくブログです。

Aqoursのローカル路線バス乗り継ぎの旅 Guilty Kiss編 Part1

まりんです。一時期長いこと放置してましたが、いい加減にこの企画をかたづけたほうがいいとおもいまして、これからはどんどん更新していこうかと思います。

それでは、Aqoursのローカル路線バスの旅 3部のラストを飾るGuilty Kiss編です。


@ホテルオハラ 長岡温泉


梨子「まさかこんな形で遠出することになるとは…」

善子「ホントに何なのよもう!唐突すぎるじゃない」

鞠莉「まぁまぁ、これもギルティキスのきずなを深める一つの計画なのデース」

梨子「そうは言われても…」

善子「まぁ、移動は本当にバスと歩きだけなんて、そんな悪魔の試練みたいなことで本当にそんなことできるの?」

鞠莉「Don`t worry!今回はとても強い味方がいるでしょ?」

梨子「強い味方…?」


鞠莉「それはズバリ…梨子でーす!」

梨子「えっ…えええええっ!!!!」

善子「リリーが?どういうことなの?」

鞠莉「なぜかって…今回のチェックポイントはどこでしょー!」

梨子「ええと確か…」

~ 回想 ~


梨子(それは今日の昼、理事長室での話)

鞠莉「さて、私たちGuilty Kissの三人の行先はズバリ霞ケ浦!どう?So wonderfulでしょ?」

梨子「霞ケ浦…?茨城県の日本で二番目に広い湖のこと?」

鞠莉「Yes!それで、地図で言うとココ。遊覧船が出る土浦港を目指しマース」

善子「フッ…とても響きがいいわね…日本で二番目に広い湖という少し悔しい響き…」

梨子「何を言ってるんだろう…とにかくここを目指していくってことだよね?」

善子「でも…私たちだけ妙に国境が多くない?」

梨子「国境じゃなくて県境でしょ…」

鞠莉「ハーイ!ほかのチームに比べて多いデース!」

梨子「すごく大変そう……まぁそれだけやりがいはありそうだけどね」

善子「そうね、このリトルデーモンがいる限り、悪魔の国境との闘いがとても…」

梨子「だから県境だってば…」

鞠莉「フフッ、二人とも、ルールをもう一回おさらいしましょー」

梨子「そ…そうだね」

【ルール】

1.「1泊2日で指定の目的地にゴールすること」

2.「移動は原則としてローカル路線バスのみを使用。高速バス、タクシー、鉄道、飛行機、船、自転車、ヒッチハイクなど他の交通機関の利用は禁止。バスがつながってなければ徒歩で移動」

3.「目的地へ向かうルートは自分たちで決める。情報収集でインターネットを利用することは禁止。紙の地図や時刻表、案内所や地元の人からの情報のみ使用OK」

4.「バスに乗っていられるのは6:30-22:00、それ以降に移動するのは宿探し以外認めない」

鞠莉「よろしい☆それからあと、もう一つ」

梨子「まだ何かあるの?」

鞠莉「必ずチェックポイントを通ること」

梨子「チェックポイント?」

善子「どこよそれ?」

鞠莉「地図で言うと……ココ。日本の若者文化の発信地、渋谷デース!」

梨子「渋谷?つまりここが一つの目安ってこと?」

鞠莉「ご名答☆」

善子「フッ…渋谷といえばマルキューやセンター街、すごくリア充の集まる街じゃない…これはなかなか面白いものが…」

梨子「…ってそういう旅じゃないから…」

鞠莉「でも今の流行を調べるのには絶好の機会デース!」

梨子「…って鞠莉ちゃんまで!」

梨子(絶対鞠莉ちゃんが行きたいからって理由で選んだよねこれ…)

―――――――――――

梨子「渋谷…だったよね?」

鞠莉「So!そして…梨子はどこ出身?」

梨子「どこって…東京の秋葉原から…」

鞠莉「ウンウン♪それで、渋谷にはいったことあるわよね~?」

梨子「ええ?まぁいったことはあるんだけどあんまりよく知らないし…」

鞠莉「なら、梨子にお任せって!」

善子「なるほどねぇ~確かに東京で暮らしてたんだから、その辺のことは強そうよね?」

梨子「そ…そんなこといわれても、渋谷なんてあんまりいったことないし…それにバスで行くなんて考えもしなかったし…」

鞠莉「Oh!でも渋谷がどの辺にあるかはわかるでしょ?」

梨子「まぁ地図見ればわかるけど…でもバスで行く人ってあんまりいないんじゃないかな…電車や地下鉄がいっぱいあるし…」

善子「なるほど…ということは意外と難しいかもしれないわね…」

鞠莉「まぁまぁ♪なんとかなるわよっ!」

梨子「そう思いたいよね…そろそろ寝ようか。明日早いし」

善子「そうね、あれを出さないと」←サメの寝袋

鞠莉「善子のその寝袋。とってもWonderfulな寝袋ね~」

善子「善子じゃなくてヨハネよ!」

AM6:00

鞠莉「みなさーん☆Good morning!」

梨子「お…おはよう…」ムニャムニャ

善子「なんでこんな早くに…」ムニャムニャ

鞠莉「そんな顔しない!今日から旅の始まりデース!」

梨子「そうだね…」

善子「遂に始まってしまった…このリトルデーモンヨハネの旅が…」

梨子「こっちもだ…」

鞠莉「それでは早速バス停にレッツゴー!」

梨子(ああ大丈夫かなぁ…胃が痛いよお…)

AM6:30 伊豆箱根バス 長岡温泉バス停

鞠莉「まずはどこへ向かうのデスカ?」

梨子「うーん…三島行きってのはかなり待つし、とりあえずすぐに出る沼津の駅が一番いいんじゃないかな」

鞠莉「That`s right!やっぱり梨子はさえてるわねっ!」

善子「沼津ってここからだと西よ?大丈夫なの?」

梨子「大きな駅に行くのが先かなぁって」

鞠莉「とってもGood ideaデース、早速乗りまショー」

AM6:36 温泉駅 → AM 7:15 沼津駅 伊豆箱根バス

善子「ところで、今日の目標はだいたいどのへんなのよ?」

梨子「目的地の土浦が大体この辺で、それで渋谷が大体真ん中くらいだから、渋谷まではいきたいかなぁって」

鞠莉「流石梨子!さえてるぅ~」

梨子「そ…それほどでも…」

善子「なるほどね、それで沼津の次はどうするのよ。三島に行くバスならそこそこあるけど」

梨子「まぁそれでいいんじゃないかな」

まもなく 終点 沼津駅です~

AM07:15 沼津駅

梨子「ええと三島行きは…」

善子「リリ~あそこにとまってるわ」

鞠莉「早く早く!行っちゃうかもよ」

梨子「よーし、早く乗ろう!」

AM7:20 沼津駅 → AM7:50 三島駅 伊豆箱根バス

善子「なんとかぎりぎりのれたわね」

梨子「本当に焦った…次までは相当ありそうだったもん」

鞠莉「この旅は1minitesでも油断できない旅デース」

梨子「本当にガチなんだね…」

善子「それで、次はどうするのよ?」

梨子「ええ…地図で見ると、三島だから…熱海に行くのがいいんじゃ…?」

鞠莉「Oh!やっぱり頼りになりマース!」

善子「でもそう都合よくいくかしら?」

梨子「それもそうなんだけど…」

まもなく 終点 三島駅です~

AM7:50 三島駅


鞠莉「ついたデース」

梨子「早速次のバスを調べないと…」

善子「どこにも熱海とは書いてないわねぇ…」

鞠莉「オーマイガーッ!」

梨子「あっ、まって。箱根のほう?に行くバスはあるよ。箱根は神奈川県だし、もしかしたらここに行けば…」

鞠莉「梨子Nice!」

善子「でももう少し確認したほうがいいんじゃない?先があるかを」

梨子「それもそうなんだけど…」

???「君たち?もしかしてバスの旅をしてる?」

梨子「え、ええ…」

???「やっぱりねぇ~そうやって地図見ながら系統図見てるとそう思っちゃうんだよ~」

梨子「は…はぁ…ところで、力を貸してくれないでしょうか?」

???「何かね?」

梨子「私たち、神奈川県にバスで行きたいんですが、ここからだとやっぱり箱根に行ったほうがいいですか?」

???「そうだね。それしか選択肢はないと思うよ?」

梨子「ということは熱海に行くのは考えないほうがいいってことですかね?」

???「うん。あっちにはつながってないね」

梨子「ど…どうもありがとうございます」

???「それともう一つ言おう」

梨子「はい?」

???「困ったときは『コミュニティバス』を探してみようね。検討を祈ってるよ」

梨子「はい、わかりました」

善子「すごいわね、あの人何者なんだろう」

鞠莉「マリーにもそれはワカラナイデース」

梨子「とにかく…そういうことには詳しそうだったね。ここはあの人の言うことを信じようよ」

鞠莉「梨子がそういうのならNo problem!じゃあモーニングといきますか!」

梨子「ええっ!モーニングって…」

鞠莉「朝ごはんよ朝ごはん♪ちゃんとお腹も満たしておかないと♪」

善子「それもそうねぇ…」

梨子「もう…まぁ8:15の次の8:45には絶対乗るからね」

AM8:35 喫茶店

鞠莉「ふぅ~。やっぱりモーニングコーヒーは最高~っ」

善子「流石堕天使にふさわしいあの苦み…」

梨子「…どう反応すればいいんだろう。それよりバスは…ってこれ特急便なんだ?」

鞠莉「Oh!エクスプレスバス!ハイウェイに行くんだと乗れませーん!」

梨子「でも…高速にいかなければ乗れるんだし、それを信じよう…」

善子「あれ、あそこにいるのはもしや…」

梨子「えっ…って千歌ちゃんたちだ」

※CYaRon!はほぼ同一時刻くらいに三島駅にいたようですが向こうは気付いてません

鞠莉「どうやら私たちがさっきいってた喫茶店に行くようね」

梨子「なんだか余裕そうなんだけど大丈夫かなぁ…」

善子「ふっ…あと数時間もすればバスがないって泣いているかも…」

梨子「やっ…やめてよそんな話!」

そのとき…

鞠莉「Oh!バスが来たデース」

梨子「のったら高速に乗るかまず確認しないとね」

そういって乗車

梨子「すみません、このバスは高速道路を通りますか?」

運転士「いや、乗らないです。一部のバス停を通過するだけです」

梨子「わかりました!ありがとうございます」

鞠莉「No!problem?」

梨子「うん、大丈夫!」

善子「よかった…」

三島駅 AM8:45 ~ 元箱根港 AM9:32 東海バスオレンジシャトル

梨子「乗ったのはいいんだけど、この先はどこに向かうバスがあるんだろう…ねぇみんな」

鞠莉「…zzz」

善子「…zzz」

梨子「二人とも寝てるし…。とりあえず目標になりそうなところは印をつけておこう…」

梨子が目を付けたのは、箱根湯本・小田原といったところを通ってまた東海道に出るルートを模索するようだ。

梨子「これでよし…私も寝ちゃおう…」

梨子「…zzz」

続く
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