HAPPY PARTY TRAIN 途中下車の旅 プロローグ HAPPY PARTY TRAIN 途中下車の旅 2018年12月30日 0 まりんです。ものすごい久々の投稿となります…。前作の続編的な要素も兼ねているため、リレーのほうに挙げていますが、まりん単独の企画ssの予定です。全3部の予定で、2年生→1年生→3年生の順にあげていく予定です。果南『事の発端は12月ごろ、鞠莉のある一言だった』 浦の星女学院 理事長室鞠莉「みんなと一緒にやりたい企画がありマース!」みんな『企画?』鞠莉「Yes!ここで問題♪私たちが出した曲で、果南がセンターを務めた曲は何?」千歌「HAPPY PARTY TRAIN?」鞠莉「ご名答☆」果南「…で、それと何の関係が?」鞠莉「それは、TRAINって日本語で何?」ルビィ「で…電車のこと?」鞠莉「Yes!つまり、電車を使った企画デース!」曜「つまり…電車を使って旅をする…的な?」鞠莉「ピンポーン☆」梨子「でも…こないだみたいにただの旅ではなさそう…」ダイヤ「まさか、鈍行電車で北海道とか九州まで行こうとしてるわけじゃありませんわよね?」花丸「それはなかなか風情があっていいずらよ~小説の世界がよみがえるずら~」善子「いつの時代の話よ!」鞠莉「半分Yesで半分Noね」みんな「へ?」鞠莉「みんなにやってもらうのは…題して、『HAPPY PARTY TRAIN 途中下車の旅』デース!」果南「ネーミングセンスそのままだね…」梨子「途中下車って…あのぶらり的な?」ルビィ「よかったぁ~そんな過酷じゃなさそうで…」花丸「いろいろおいしい駅弁やご当地グルメが食べられるずらぁ~」千歌「うーん…なんか面白く無いなぁ…」曜「確かにね…どうせなら海に出たいんだけど…」鞠莉「曜、千歌っち、そんなことはありまセーン。それに、ちゃんとルールがアリマース。」みんな「ルール?」ダイヤ「なんか嫌な予感がしますわ…」善子「来る…来るわ…悪魔の試練が」鞠莉「では発表しまーす!」『HAPPY PARTY TRAIN 途中下車の旅』ルール・3チームに分かれ、それぞれ指定の区間で旅をする。・駅で途中下車をし、名所・名物を堪能すればポイントが加算される。ポイント数は乗車人員が少ない駅ほど高くなる。・なお、駅を降りても名所を見つけられなかったり、審査員に名所と認定されなければポイントは加算されない。・判定方法はスマホで3人の集合写真とその名所・名物を乗せた写真を審査員にメールで送付する。・後戻りは不可能とする。・たまったポイントは1ポイント当たり100円に換金可能で、普通運賃以外の部分(食事代、宿泊費等…)はポイントを削って捻出する必要がある。なお初期状態では1チームにつき3000円支給されている。・3箇所チェックポイントが存在し、その駅では必ず降りて、指令をクリアしなければならない。指令をクリアすれば出来に応じてポイントが加算される。・1チーム一か所ずつボーナスポイントがもらえる場所があり、指定された時間までにつけばその駅のポイント+500ポイントが加算される。なお行くかどうかは任意・新幹線、特急等はお金を捻出すれば乗車可能・電車に乗っていられるのは6:00~22:00。最終日のゴールへのタイムリミットは20:00とする。・期間は1泊2日・最終的に、より多くのポイントを残してゴールしたチームの優勝とする・1位のチームには豪華ご褒美、最下位のチームには罰ゲームがある鞠莉「となりまーす!」みんな「えぇ…」梨子「やっぱり辛そうな旅…前よりはましな気もするけど…」花丸「でも…こういう旅も悪くないずら」ルビィ「ば…罰ゲームなんて…怖いよぉ…」千歌「うう…嫌な思い出が…」果南「それで、チームと場所はどう分けるの?」鞠莉「チームは、今回は学年ごととしマース!」千歌「学年ごとかぁ~、なら安心だなぁ~」曜「千歌ちゃんと一緒でよかった~」梨子「ふぅ…今回は普通に楽しめそうね」花丸「ルビィちゃんと一緒に旅行できるずらぁ~」ルビィ「一緒に頑張ろうね!」善子「ふっ…代り映えしなくて面白く…」花丸「知ってるずら、内心ほっとしたとおもってるずら」善子「なっ…そんなんじゃないのよずら丸!」ダイヤ「嫌ですわ!ルビィと一緒じゃないなんて…」ルビィ「お…お姉ちゃん…」果南「相変わらず…ほら、大丈夫だから」鞠莉「考えてみれば、こうして3人でいるときが一番落ち着くでしょ?」ダイヤ「ま、まぁ…そうですけど」曜「それで、場所はどうなるの…?」鞠莉「場所は今からくじを引いて決めマース!代表者は前へ!」千歌「わたしでいい?」曜「いいよ~できるだけ楽そうなのを頼んだ!」善子「クックックッ…ここは堕天使ヨハネの出番…」花丸「善子ちゃんじゃ不安だからルビィちゃんに行ってもらうずら」ルビィ「ピキィ!だ、大丈夫かなぁ…」花丸「大丈夫ずら」果南「うーん…ここはダイヤが引けば?」ダイヤ「そうしますわ…極力やりやすいのを選びたいところですわね…」鞠莉「それでは、一斉にくじを引いてくだサーイ」千歌「はいっ!」ルビィ「こっ…これ!」ダイヤ「これにしますわ!」鞠莉「では、オープン♪」1年生チーム大宮~石巻(東北本線・仙石線(仙石東北ライン含む)・阿武隈急行)チェックポイント:宇都宮・福島・仙台ボーナスポイント:2日目9:00までに二本松城(二本松駅)花丸「なるほど、東北本線と仙石線をメインとしたルートずら、途中で阿武隈急行線もルートに入ってるずらね」ルビィ「東北のほうっていったことないから新鮮な気持ちだね!」善子「それはそうだけど、明らかに田舎が多そうじゃない、何もないんじゃないの?」花丸「そんなことはないずら、東北といえば、松尾芭蕉の奥の細道に出てくるたくさんの名所があるずらぁ~、特に松島とか行って見たいずら」ルビィ「そうだよ、とちおとめとかももあるしきっといい旅になるよ!」善子「ふっ…甘いわね…東北の魔物は闇を抱えている…」花丸「黙るずら」2年生チーム岡山~下関(山陽本線・呉線・岩徳線)チェックポイント:福山・広島・新山口ボーナスポイント:2日目10:00までに厳島神社(宮島口駅)千歌「岡山に広島かぁ~、どんなところだか想像もつかないや~」梨子「なかなかいかないようなところを引いたわね…」曜「でも、瀬戸内海とかたくさん船も来るし、海沿いが多いから結構楽しそうになると思うな~」千歌「でも、海沿いに住んでる私たちにとって新鮮味がなぁ~」曜「千歌ちゃん、甘い!海はところ変われば条件も変わるのだよ、例えば駿河湾の波は…」梨子「ちょっと、この話長くなりそうだから…」曜「あ…、それで、ルートとしては、山陽本線に加えて、呉線。岩徳線がルートに入っているようだね」千歌「それでどう違うの?」梨子「通ってるところが違うとは思うけど…どうなんだろう」曜「いって見るしかないよね。でも呉はいって見たいところだなぁ~」千歌「うーん。とにかく楽しければいいや!」梨子「…なんか不安になってきた…」3年生軽井沢~新潟(しなの鉄道線・トキ鉄妙高はねうまライン・信越本線・越後線・弥彦線)チェックポイント:上田・長野・直江津ボーナスポイント:1日目13:00までに信濃国分寺(信濃国分寺駅)果南「長野と新潟ね、山から海に行く感じ?」ダイヤ「他のチームに比べて通る都道府県が少ないですけど、路線が多すぎやしませんか?」鞠莉「Yes!山から日本海まで豊かな景色が楽しめマース!それと、都道府県が少ないからって、甘く見てると痛い目にあいマース」ダイヤ「まぁ確かに前そんなことありましたわね…2県といっても面積が広いですし」果南「というか、この季節だし、雪とかすごそうなんだけど…」鞠莉「でも、静岡にいる私たちにとって、雪は無縁の世界♪体感してみたくない?」ダイヤ「あんまり寒いのはごめんですわ…」果南「ホント…北海道行ったときに痛感したよね…」鞠莉「まぁもう決まったことなんだし、気楽にいこうよ♪」ダイヤ「毎回のことですがどこからそのやる気が出てくるんですか…」行先が決まり、いよいよ旅に出る…続く(次回より2年生編が始まります) PR